【100切りで選びたいクラブ】主要メーカーの「チッパー」徹底解説＆選び方

⛳️ アプローチの救世主！主要メーカーの「チッパー」徹底解説＆選び方

グリーン周りからのアプローチ、「ダフり」「トップ」で悩んでいませんか？

チッパー（ランニングウェッジ）は、アプローチが苦手なゴルファーにとってまさに救世主となるギアです。その最大の理由は、通常のウェッジにはない「やさしさ」にあります。

ダフりに強い！ワイドソール設計：多くのモデルが幅広のソール（底）を採用しており、地面に刺さりにくく、多少手前から入っても滑ってくれるため、ダフリのミスを大幅に軽減できます。
構造的にシャンクしにくい：ネック形状や重心設計が、ボールの根元に当たりにくいように工夫されているモデルが多く、恐怖のシャンクを防止してくれます。
開閉不要！方向性が安定する：パターのように構えるタイプが多いため、フェースを開いたり閉じたりする操作が不要です。結果として、方向性が安定し、狙ったラインに乗せやすくなります。
パター感覚で打てる！：難しいスイング技術は不要です。パターと同じように「振るだけ」で適度にボールが上がり、あとは転がってくれるため、アプローチショットの難しさを根本から軽減できます。

パターのように打つだけで、ミスなくピンに寄せられるチッパーは、今や主要メーカーからも数多く発売されています。この記事では、まずチッパーの形状による違いを解説し、その後で主要メーカーの具体的なモデルをご紹介します。

チッパーを選ぶ上で最も重要なのは、「パター型」と「アイアン型/ウェッジ型」のどちらがご自身のスタイルに合うかを知ることです。この分類を理解することで、自分に最適なモデルが見つけやすくなります。

比較項目	🟢 パター型チッパー	🟠 アイアン型/ウェッジ型チッパー
代表的なモデル	オデッセイ、PRGR R35など	PING ChipR、Cleveland Smart Soleなど
ヘッド形状	パター、またはマレット型に近い	アイアン、またはウェッジに近い
構えやすさ	パターと同じ感覚で構えられるため、安心感がある	見慣れたアイアン・ウェッジに近い
打ち方	パッティングストロークで転がす	パッティング～アイアンの打ち方（アプローチ）に近い
メリット	ダフリ・トップのミスが極めて少ない。方向性を出しやすい。	操作性がある程度効く。芝からの抜けが良い。
デメリット	形状に慣れが必要な場合がある。ボールを上げるのは苦手。	パター型に比べると、ダフるリスクは残る。
おすすめユーザー	アプローチのミスが多い初心者、パターの延長で寄せたい人。	ウェッジの延長で、少しだけ操作性を残したい人。